Friday, November 29, 2013

野仲、単独首位!高速グリーンが“ちょうどいい”ワケ




2011年10月29日18時38分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 野仲 茂 -13
2 J・B・パク -10
河野晃一郎 -10
松村 道央 -10
5 小田 孔明 -9
石川 遼 -9
藤田 寛之 -9
高山 忠洋 -9
9 手嶋 多一 -8
上井 邦浩 -8


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マイナビABCチャンピオンシップ 3日目◇29日◇ABCゴルフ倶楽部(7,217ヤード・パー72)>

 「マイナビABCチャンピオンシップ」の3日目。各選手大きくスコアを伸ばしてくる中、野仲茂がこの日“64”をマークして単独首位に浮上した。1番で7メートルを沈め幸先の良いスタートを切ると、3番、7番とバーディを奪取。さらに後半12番から3連続、上がり2ホールもバーディで締め、獲りも獲ったり8バーディ。2位以下に3打差をつけて見せた。

遼、4打差5位に浮上!今季初Vへ得意のバックナイン勝負

 初日こそ1オーバーと苦しんだが2日目、3日目と連日のノーボギー。バーディ合戦にも乗り遅れることなくスコアを出せている要因となっているのがパッティングだ。平均パットは現時点で113位と良いほうではないが、ツアー屈指の高速グリーンに「普段届かないからちょうどいいんじゃないかな」という弱気のタッチがピタリ。同組で回った高山忠洋も「野仲さんがそこらじゅうから入ってくるので、しんどかった」と語るほど、パッティングが入りまくった。

 昨年「関西オープン」で悲願の初優勝を果たした遅咲きの41歳も今季は予選落ちが7回、最高位は「サン・クロレラ クラシック」の25位タイと苦しんでいる。「ゴルフ自体は悪くないのによくわからない」と調子とは裏腹に結果がついてこないことに悩みを抱えていた。それでも「考えてもロクなことがないんで、一試合一試合全力を尽くしてやっているだけ」と前向きにプレーし続けてきたことで、ツアー2勝目のチャンスが再び関西でめぐってきた。

 「トップだからとか考えないで、いつも通りやるだけ。良いところにいるのでマイペースでやりたい」。優勝争いの常連が後ろから迫っているが、やることは変わらない。淡々と一打一打を積み重ねて栄冠を掴み取る。

【3日目の順位】
1位:野仲茂(-13)
2位T:J・B・パク(-10)
2位T:河野晃一郎(-10)
2位T:松村道央(-10)
5位T:小田孔明(-9)
5位T:石川遼(-9)
5位T:藤田寛之(-9)
5位T:高山忠洋(-9)
9位T:手嶋多一(-8)他3名

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